「ダイハルの想い」

パッケージは、その中の品物を良い状態で家まで持ち帰ったり、送る相手に届けたりするために大切に包むものです。使ってくださるお客様が喜んでくださる商品をお届けしたいと思っております。

パッケージは、中の商品を安心、安全に保つことが大事です。たとえば、お菓子の袋に入っている脱酸素剤や乾燥剤は、袋の中の状態を酸素や湿気の少ない状態に保つので、日持ちをよくし、作ったときと近い状態で食べてもらうことができます。また空気透過率の低いナイロン袋は、酸素を少ない状態に保ち、賞味期限を比較的長くとることができます。

それが、食品を作る人にも買う人にも喜んでもらえることであると思いますし、賞味期限が長いと、食品ロスを減らすことにもつながり、環境にもやさしい暮らしの一歩といえるのではないでしょうか。

レジ袋が有料化されたことで、売り上げが2割くらいに落ちてしまいました。しかし、これも時代の流れですので、それに適応して生きていくことが必要です。

パッケージは、どこまでいっても消耗品で、お客様にとってはなくてもいい商品かもしれません。できれば経費は一円でも下げたいと思うものです。しかし、それに対してどう対応するか、徹底して考えています。

そのためにも、お客様のご要望に耳を傾けて応えていくことが大切です。たとえば細かくバラ売りをしたり、可能な範囲で交換にも対応したりするなど、地元のお客様に選ばれるよう努め、小回りのきく会社でありたいと思っております。

店舗から半径約3キロの範囲がお得意様の中心ですが、飲食店やベーカリー、青果店、スーパーなど外商が6割を占めている一方、実店舗での販売が4割になります。そのうち7割くらいが個人のお客様です。

個人のお客様にも、バラ売りや交換に対応しておりますし、お客様のご要望をおうかがいし、必要な商品を一緒にお探しします。店舗のスタッフは常に、笑顔を大切にした接客を心がけております。

パッケージを使うことで安心や安全が確保できたり、作る人や送る人の真心が伝わればありがたいと思っております。