エコなパッケージとSDGs

最近はSDGsの観点から、脱プラスチックや環境を考えた商品も増えてきました。商売はなんでもいいから売ればいいのではありません。パッケージは、結局はゴミになってしまうもの。だからこそ、環境に配慮したものを提供していきたいと考えています。

2022年4月1日施行の「プラスチック資源循環促進法」では、使い捨てのスプーンやフォーク、ナイフのほかストロー、マドラーなどのプラスチック製品が使用削減の対象となります。飲食店やスーパー、キッチンカーなどでのテイクアウトのみならず、宅配やデリバリーでの提供も規制の対象となるのです。事業者の取り組みとして、有料化や不要な場合ポイント還元するといった対応が求められます。

一方、木や紙、バイオマスプラスチックを使った製品は削減の対象外ですので、プラスチック製品の代替品として利用することが考えられます。そこで、どのような素材や製品があるかを整理してみました。

●木製カトラリー
天然の木材製で燃えるゴミとして廃棄できます。
製品例:フォーク、フォークスプーン、ナイフ、マドラー、ピック

●紙製カトラリー
紙製ながら、プラスチックと遜色ない剛性のアイテムもあります。
製品例:スプーン、フォーク、ナイフ、ストロー、マドラー、ピック

●竹製カトラリー
竹は生育が早く、環境にやさしい循環系天然素材。
スプーン、フォーク、フォークスプーン、ナイフ、カトラリーセット、ストロー

●バイオカトラリー
サトウキビやコーンスターチ、コーヒーを抽出した後のコーヒー豆など、再生可能な有機資源から生成されたバイオマス素材を配合しています。
スプーン・レンゲ、フォーク、フォークスプーン、ナイフ、ストロー

これらは素材や商品によって、質感や耐久性、価格が異なります。お客様の用途や食品の種類、お使いになる場面によって、適切なものをお選びいただくのがよいと思います。ご相談いただけましたら、ベストなものをご提案いたします。

なお、東池袋の店舗を改装予定ですが、100%環境に適した改装を目指しています。今売れることばかりでなく、たとえ今はもうからなくても、未来につながることを考えて投資していきたいと考えています。